ApostropheとQuotation mark

欧文または欧文の混ざった和文原稿でアポストロフィ(’)やクォーテーションマーク(“”)を使うべきところに、ライターがダッシュ(′)[プライム]やツーダッシュ(″)[ダブルプライム]で代用することがあります。これらは、もともと単位記号で、下記のように用いられます。

2′ 3″ = 2分3秒、2フィート3インチ

このような原稿をそのままレイアウトすると、それらの記号が残ってしまい、下の例のようにフォントを変えても本来の正しい形に変換されません。そのまま雑誌の記事中のタイトルや企業の社名ロゴになった例もあります。

間違った例

正しい例

最近Wordなどでは、ダッシュをタイプしても自動的にアポストロフィに変換されるので、以前ほど多くみかけませんが、古いバージョンのものや、ワープロで作成された原稿では、まだまだチェックが必要です。

ちなみにWordで「Opening quotation mark」と「Closing quotation mark」を区別してタイプするには、

Windows(Windous 7)の場合
英文の場合はシフトキーを押して最初に押したダッシュまたはツーダッシュキーは、「Opening quotation mark」になり、次に押した時には「Closing quotation mark」になります。スペースを入れるとまた同じように繰り返されます。和文の場合は文字変換で対応します。

Macintosh(OS 10)の場合
上記と同様の操作以外に、オプションとシフトキーを同時に押してダッシュまたはツーダッシュキーを押すと「Opening quotation mark」。シフトキーのみだと「Closing quotation mark」になります。(和文の場合)
英文の場合は、オプションキーとシフトキーを同時に押してブラケット(角かっこ)またはその左隣の@マークキーを押すと「Closing quotation mark」。オプションキーのみだと「Opening quotation mark」になります。

*注: OSやソフトのバージョンによって操作の異なる場合があります。

ということなので原稿を作成する方はよろしくお願いします。
(2011_oct_t)